クリスマスに食べられるお菓子や焼き菓子に使える使い切りのミンスミートをご紹介します。
あっさりミンスミートレシピ
- りんご:小1個
- レーズン:100g
- ドライいちじく:30g(※)
- ドライアプリコット:20g(※)
- レモンのはちみつ漬け:50g(市販の砂糖漬けのピール類でOK)
- スライスアーモンド:20g(※)
- 生くるみ:30g(※)
- シナモン:小さじ1/2
- クローブ:小さじ1/4
- ナツメグ:小さじ1/4
- しょうが:ひとかけ
- レモン汁:大さじ1
- ラム酒:適量
※ドライいちじくとドライアプリコットは、合わせて50gになれば他のドライフルーツでも大丈夫です。スライスアーモンドと生くるみも同様で、お好みのナッツをお使いください。
お好みのフルーツやナッツを準備する。
※オイルコーティングされているドライフルーツは熱湯をかけてオイルを除いた方がよいです。
りんご、イチジク、アプリコット、レモンを5〜7ミリ角にみじん切りにする。くるみも粗みじん切りに。
果物とナッツを清潔なボールでさっと混ぜて、スパイス・しょうがのすりおろし・レモン汁を加えてまんべんなく混ぜる。
清潔な瓶に移し、ラム酒をフルーツが3分の1程度隠れるまで注ぐ。1週間以上冷蔵庫に入れて寝かす。
※時々振ったり清潔なスプーンでかき混ぜたりするとよいです。
ミンスミートの使い方
ラム酒をフルーツにひたひたまで注ぐレシピがほとんどですが、もったいないのでこの作り方です。伝統的な作り方ではありません。
砂糖を加えたりオイルを加えたりをしないで、なるべくそのものの甘さで、あっさりめに作っています。伝統的な感じで継ぎ足していかずに使い切りにしてください。
余談ですが、ラム酒を加える前の和えた状態で少し取り分けてそのまま食べるのも美味しいです。
(なお)
イギリスのクリスマスに欠かせないミンスパイは日本ではあまりなじみがなく、イタリア発祥のパネトーネやドイツ発祥のシュトーレン・ヘクセンハウスが有名です。
ミンスミートはミンスパイに入れるフィリングを指しますが、さまざまなお菓子に使用できます。
- パウンドケーキ
- カップケーキ
- マフィン
- チョコレート
- パン
アルコールが入るので、お酒が弱い方やお子様には向きませんが、ヨーグルトに入れて食べるのもおすすめです。
いつもと違うクリスマスを演出したい方は、使い切りのこのレシピを使ってミンスパイに挑戦してみるのもいいかもしれません。市販のパイシートを使用すれば手軽に作れます。
(文/構成/校正:あんどうちえ)