イタリアンハーブとチーズを使ったカリカリ食感がクセになる「ハーブチーズクラッカー」をご紹介します。電子レンジでチンするだけでできるお手軽レシピです。
ハーブチーズクラッカーのレシピ
- チェダーチーズ(ピザ用):40g
- バジル:少々
- マジョラム:少々
ターンテーブルにクッキングシートを敷き、チェダーチーズを薄くなるように並べ、ハーブをふりかけてから600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱する。
※フラットテーブル式の場合は耐熱皿を使用してください。
クラッカーをお皿に盛ったら、さらにハーブをふりかけて完成。
そのまま食べても良し!サラダのトッピングにしても良し!
ハーブチーズクリスプの栄養話
日本の食卓にハーブがなじみ、多様な種類がスーパーなどにも並ぶようになってきました。ハーブは見た目や香りに変化を加え、食卓の彩りが良くなります。
ヨーロッパでは、料理だけでなく薬草として使ってきた歴史があります。ハーブの有効成分により嬉しい健康効果が期待できるからです。
バシルとマジョラムはシソ科のハーブです。これらのハーブには消化器系の機能を促進させる働きがあります。胃腸の働きが落ちていても、ハーブのパワーが食事のサポートをしてくれます。
シソ科のハーブに共通して含まれている成分がセスキテルペン。この成分にはストレス軽減効果があります。ハーブの香りが心地良く感じるのは最新の科学で証明済みです。
この他にも抗炎症・抗菌作用があり、風邪の引き始めにハーブティーとして飲むと体が楽になります。料理の飾りとして使う時は、シソと同様に防腐作用を働かせるすぐれものです。
チーズには、たんぱく質・脂質・ビタミンA・カルシウムといった栄養が豊富に含まれています。ハーブチーズクラッカーは、大人の補食や子供のおやつにも最適です。
牛乳や生クリームが苦手でも、チーズは食べられるという方も多いでしょう。乳製品には乳糖が含まれていますが、チーズは他の乳製品と比較すると少なく、乳糖不耐症の方でも安心して食べられます(個人差あり)。
チーズに関する健康効果の研究報告もたくさん発表されています。
乳製品はカロリーや脂質含量が高く,飽和脂肪酸やコレステロールを含むため,MSを予防するためには敬遠される傾向がある。しかし、欧米ではチーズの消費量と循環器疾患による死亡率には負の相関があることが知られている。
(「チーズの経口摂取によるラットの肝臓における脂質代謝改善効果)」より引用)※MS=メタボリックシンドローム
偏らない食べ方をすれば、健康促進に向いている食品であることが分かります。
紹介した材料以外にさまざまなハーブやチーズを組み合わせてアレンジを楽しむことができます。シンプルイズベストハーブチーズクラッカー!簡単に作れるのでぜひお試しください。