手軽に本格薬膳料理がいただける『薬膳カフェ杏月』で、日替わりカレーランチを食べてきました。
杏月のランチメニュー
薬膳の知識が書いてあり、健康志向の高い人には知識欲も満たされて良いです。
ランチは2種類です。一週ごとに変わる薬膳おかずのついたプレートランチ、もしくは曜日で変わる薬膳カレーです。
もちろんカレーをチョイス。優しい店員さんに頼めば、当日のカレーと季節のカレーの両方を同料金で楽しめます。この日は「冬:黒ごま、イカスミ、根菜カレー」と「月曜日:海老、ホタテ、よもぎ、ホタテのベジタブルカレー」をいただきました。
ご飯の量は店員さんが聞いてくれます。写真は小を選択。女性で程よく腹八分目になる量だと思います。
付け合わせは、右上からキャベツと人参のコールスロー、小松菜と干しエビのナムル、ほうれん草のポタージュです。ピンクの泡はデーツを使っているとのことでした。
味は総じて、あっさりと優しい塩加減。油の使用量も少ないのか、胃もたれをすることなく、スイスイと箸が進みます。
薬膳では、冬に黒い食べ物を食べると良いとされています。寒さに耐えるために栄養をため込む時期であるのと、気ぜわしくて疲れがたまりやすいという理由からです。
黒い食べ物は精をつけ、冬を過ごすエネルギーとなり、肌の乾燥や足腰の衰えにも効果があるとされています。
メインのカレーは、上が「よもぎのシーフードカレー」で、下が「黒ゴマとイカスミのカレー」です。うま味と辛さがしっかりとあり、ジワリと汗が出ました。
よもぎのカレーはシーフードの主張がしっかりとあり、喉を通る時によもぎの香りがフワッと抜けます。かなり具は小さく切ってあるのか、煮込みがしっかりされているのか、胃腸にやさしい感じがしました。
黒ゴマカレーは、根菜と相性がバッチリです。シャリシャリ食感のれんこんが良い仕事しています。イカスミとトマトペーストのうま味のおかげなのか、深みのある味わいでした。
隣席の常連さんと思しき方達は、こぞって「黒ゴマカレー大盛り!」と注文していたので、冬の人気メニューなのかもしれません。
女性の店主らしいきめ細やかさが感じられます。
ランチだけではなく、アフタヌーンサービスもあります。食後もゆっくりと会話を楽しめる配慮はありがたいです。
「オリジナルブレンドのカレー粉」の秘密は聞きそびれてしまったので、次回に訪れた際には聞いてみようと思います。
この日は夫と一緒に伺いました。「ボリュームに満足! 一風変わったカレーが美味しかったのでまた行きたい!」と言っていたので、デートにもおすすめです。
杏月の店舗情報
最寄り駅は名古屋市営地下鉄桜通線の瑞穂運動場西駅です。2番出口から出て左折し、最初の角を右折すると30mほどで到着します。
近隣のコインパーキングは、2,000円以上の飲食で1枚サービス(30分)してもらえます。
名古屋で薬膳カフェとして有名な『自然の薬箱』のメニューを引き継いだ薬膳料理がいただけます。
2人の女性がテキパキと切り盛りされており、店内も奇麗で心地よいです。おひとり様も男性客もいらっしゃり、カウンター席で店主と会話を楽しまれていました。
- 店舗情報:薬膳カフェ 杏月〜azuki〜
- 住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通り5-20-3
- 電話番号:052-846-3839
食べログ薬膳カフェ 杏月(口コミはこちらでチェック)
Instagram@yakuzen_cafe_azuki
モーニングランチデート友人とおひとりさまテイクアウトあり定休日あり(水、日、祝日、第3火曜日)