薬膳カフェ ノザークで本格薬膳鍋ランチ【名古屋・本山】

こんばんは! ズボラ調理師のあすかです。

名古屋の本山にある『薬膳カフェ ノザーク』で本格薬膳鍋のランチをいただきました。

薬膳鍋で検索すると火鍋ばかりで、「食べたいのはこれじゃないのに……」と思っていたところ、ようやく見付けられたお店です。

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薬膳カフェ ノザークのランチメニュー

予約せずに食べられる「まごわやさしい四物湯漢方スープランチ(1,800円)」は平日のみで、土曜日は予約したお客様しか入店できません。薬膳スープ鍋は曜日に関係なく予約が必要です。

薬膳鍋
  • 四物湯(しもつとう):3,500円
  • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):4,600円

※税込み価格です

今回は四物湯をお願いしました。

漢方薬には血液循環を良くする「四物湯(しもつとう)」があり、皮膚を潤したりホルモンバランスを整えたりする効果が期待できるそうです。

テーブルには、すでにスープの鍋・野菜・肉が用意されていました。

スープにはシナモンや八角などのなじみの深いスパイスと、初めて名前を聞く生薬がふんだんに使われていました。全て説明してくれますが、多すぎて忘れてしまいました。

2人前で80g程度の豚バラ肉でした。野菜が多いのでおなかはいっぱいになりましたが、追加1,500円で牛肉も追加できます。

店主からは「牛肉を入れると味に深みが出ますよ」と説明がありましたが、おなかと相談して今回は見送りました。

鍋の楽しみ方からスープに入っている生薬の効能や野菜の薬膳効果などは、店主が詳しく説明してくださいます。

写真は「竜眼肉(りゅうがんにく)」というライチに似たフルーツで、「鍋を食べる前に食べてください」と促されたものです。フルーツを出汁に使う文化は日本にはないので新鮮でした。味は他の生薬と煮込まれた後なので、苦味の後にかすかにライチの味がしました。

スープを飲むための鍋とのことで、「一気に野菜を入れて、煮込んでスープごと食べてください」と説明されました。素直にたっぷりの野菜を一気に入れて楽しみました。

スープだけを飲んだ時は、「これ、本格的すぎて食べられるかな?」と独特の苦味と後味に動揺しましたが心配無用でした。

梅雨の湿気を払うために山芋・冬がん・とうもろこし・トマトがチョイスされており、野菜にも薬膳の効果があると知りました。特に、トマトが薬膳スープと合って美味しかったです。

締めは雑炊です。白米ではなくて黒米が入ったものを、卵などでは閉じずにそのままご飯だけで作ります。鍋にいっぱいの量でしたが、脂が少ないので胃に負担をかけずに完食できました。

火鍋ではなく、本格薬膳鍋を楽しみたい方には特におすすめのメニューです。

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薬膳カフェ ノザークの店舗情報

最寄駅は地下鉄東山線・本山駅です。4番出口を出て左折し、5分ほど歩くと見える黒いビル(左手側)の2階です。外に看板はなく、マンションの一室のようなこぢんまりとした店内でした。

女性店主が一人で切り盛りしており、店内は女性らしく柔らかでかわいい装飾でした。席の間隔が近いので、他のお客様がいる場合は会話に気を使うかもしれません。

季節によってその時に必要な薬膳があるそうで、詳しく説明してくれるのはいいのですが……。店主はフランクに接してくるので好みが分かれそうです。私はちょっと苦手でした。

名物の薬膳スープはお持ち帰りができるそうなので、好きな具材を使って家で楽しむのもよいかもしれません。また、薬膳を勉強するワークショップやレンタルスペース(現在は休業中)もされているようです。

テイクアウトの薬膳スープ
  • 四物湯(しもつとう):2,800円
  • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):3,800円

※税込み価格です

  • 店舗情報:薬膳カフェ ノザーク
  • 住所:愛知県名古屋市千種区末盛通4-26-1 アークハウス2階 F室
  • 電話番号:090-9190-8556

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ライター

あすか
あすか
食いしん坊のズボラ調理師

【ライター契約終了】
食いしん坊のズボラ調理師。名古屋を中心に食べ歩き。
楽して栄養とってなんぼでしょ!と日々レシピ開発しています。