自家製ツナで作る爽やかなディップのレシピをご紹介します。
手作りツナとパクチーのディップレシピ
ノンオイルツナの作り方
生かつおはサッと水洗いし、表面についているドリップを落とす。
※キッチンペーパーで水気を拭き取り、軽く塩をふって30分ほど置いておくとさらに臭みが抜けます。余裕がなければ省いても大丈夫です。
包丁の背で押しつぶしたニンニク・しょうがのスライス・酒30ccを入れ、ひたひたの水で火を入れる(火加減は中弱火)。
沸騰したら火を止めて、アクが出ていたら取り除く。ふたを閉めて常温になるまで冷ます。
保存用の容器に移し替え、ほぐしたら手作りツナの完成。
ディップの作り方
調味料・分量外の塩をひとつまみ・パクチーを入れて混ぜる。なめらかにしたい場合は豆乳を加える。
※写真は半量のカツオを使用して、調味料も半分の量で作っています。
このレシピでは乾燥パクチーで作りましたが、生のパクチーを使用すると風味が増します。セロリを代用してもいいでしょう。暑い季節には、サンドイッチの具として使用するのがおすすめです。
手作りツナとパクチーのこぼれ話
通常のツナはマグロが使用されており、油で調理された缶詰が主として販売されています。手作りだと油を省けるため、ヘルシーにいただけます。
強火で加熱してしまうとパサつきがちなので、じわりと火を通した後は冷めるまで水の中に入れておくのがポイントです。
マグロと違い、カツオの水煮は魚の臭みが出やすいのが難点です。しょうが・ニンニク・パクチーといった香味野菜を使用すると臭みを軽減でき、魚が苦手な人でも食べやすくなります。
パクチーは抗酸化作用があるβカロテンが豊富で、活性酸素の影響を軽減してくれる可能性があります。約50gのパクチーで、1日に必要なβカロテンの量をカバーできるといわれています(生の場合)。
パクチーの独特な香り成分「リナロール」は、腸内にたまったガスを排出する整腸作用が期待できます。肉や魚でおなかが張りやすい方は、香りが嫌でなければ積極的に摂取するといいでしょう。
そうめんのトッピング、チャーハンの具、サンドイッチ、卵黄とツナマヨネーズで丼などに活用できます。あると重宝する常備菜です。